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Facebook や Instagram を利用したキャンペーン事例 in シンガポール
こんにちは、TAMSAN編集部の主婦Yです。
シンガポールでは、2/19〜22が、旧正月ということで、4連休でした。
多民族国家シンガポールですが、国民の7割が中華系シンガポーリアンですので、毎年、旧正月は盛大に祝われます。
この期間中、FacebookやInstagramを利用した多くのキャンペーンが行われていましたので、
今回はシンガポールで行なわれている、ソーシャルメディアを活用したキャンペーンの事例の一部をご紹介します!
シンガポールにおけるソーシャルメディア活用状況 〜日本との比較〜
日本でも、シンガポールでもソーシャルメディア活用は、企業のマーケティング活動において非常に重要なことは言うまでもありませんが、
当然、日本とシンガポールでは少し事情が異なります。
まず、本段に入る前に、この違いを簡単に説明すると
・Facebook利用(個人)
<利用目的>
【日本】ビジネス的に活用するユーザが多い
【シンガポール】プライベートよりの利用
→ この結果、日本のFacebookユーザの平均年齢は、
世界のそれに比べて10歳も上だと言われています
→ シンガポールでは、ビジネス目的では、圧倒的に LinkedInが利用されます。
・Facebook以外のソーシャルメディア利用
【日本】LINE、Twitter、Instagramなどなど
【シンガポール】Twitterユーザそれほど多くない → Instagramユーザが多い
LINEに相当するものとしては、やはりWhatsApp。
プライベートでもビジネスでも活発に利用されます。
さらに追加としての情報として、Facebookに絞って、データをご紹介すると、
去年発表されたデータによれば、
アジアにおける、Facebookの対人口比のユーザ数割合は、
シンガポールが71.7%で1位です。
(ちなみに日本は19%で15位でした)
では、シンガポールの旧正月キャンペーン事例をどうぞ!
庶民の味方!スーパーマーケット「Fair Price」の旧正月キャンペーン
Fair Price(フェアプライス)は、
シンガポール国内に148店舗を展開する、国内最大のスーパーマーケットチェーンです。
私も日々お世話になっているスーパーで、
多民族国家というのもあり、その地域に住んでいる人々に合った商品が売られているため、
店舗によって、日本食品のコーナーが充実しているような店舗もあります。
このFair Priceで旧正月に行われていたキャンペーンがコチラ。
Fair Priceで購入した旧正月用の食料品や、家族の食事会の風景などの写真を、
Instagramで #FairPriceMoment のハッシュタグを付けて投稿すると、
審査後、素晴らしい写真を投稿した12名の方に100ドル分の商品券が贈られる、
というキャンペーンです。
12名の当選者は、下の画像のように、Facebookページで発表され、
当選者宛には、Instagramを通じて連絡が届きます。
シンガポール・チャンギ国際空港のノスタルジックなキャンペーン
ご存知の通り、なのかは、ちょっとわかりませんが、チャンギ空港はシンガポールで唯一の国際空港です。
英旅行調査会社スカイトラックスが発表する、世界の空港ランキングで4度も1位に選ばれているチャンギ空港(現在2連覇中)は、
現在もさらなる充実を目指して、徐々にターミナルが増えており、
現在はターミナル1~3までが使用され、さらにターミナル4が2017年の開業に向けて建設中です。
現在、チャンギ空港が行なっているキャンペーンがコチラです。
シンガポールの建国50周年似合わせたSG50 と連動したこのキャンペーンでは、
チャンギ空港で撮った思い出の写真を、募集しています。
※シンガポール建国50周年を記念した活動、SG50については、以下の記事を読んでみてください。
シンガポール建国50周年イベント特設サイト「SG50」に見る、シンガポール向けWEB施策
3名の当選者には、シンガポールを発着する便なら世界中どこでも行きたいところへの
往復ペアチケットが当たります。太っ腹!! さすが50周年!
こちらはInstagramは利用せず、ウェブサイト上で写真をアップロードし、
その写真にまつわる思い出を記入します。
行きたい都市を選び、名前とメールアドレスを記入した後、応募します。
こちらは2015.3.7現在、当選者はまだ発表されてませんが、
味のある応募写真を見つけたので、皆さんにご紹介します。
何年前の写真でしょうか。
セピア色というのか、とても素敵な家族写真ですね。
このご家族にとって、チャンギ空港はただ単に、飛行機を乗り降りする場所ではなく、
今も昔も、家族をつなぎ、楽しむ場所のようです。
最後に
シンガポールにおけるキャンペーンを紹介する記事は、ウェブ上にもあまり無いので、
これからどんどん追加していく予定です!