TAMSAN BLOG

割引クーポンだけでシンガポール1日観光ツアー! ~観光編~

皆さん、こんにちは。

TAMSAN編集部の主婦Yです。

前回の記事では、シンガポールで人気のクーポンサイトを利用して、
シンガポールの観光に使えそうなクーポン(バウチャー)を探して購入してみました。

では、実際に購入したバウチャー(商品や入場券などに交換できる券のこと)を利用し、
シンガポール1日観光に出かけてみましょう!

朝ご飯はツアーに含まれていませんので、
しっかり食べてきてくださいね~。

10:00  ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの散策

写真 3 (2)

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、2012年にオープンした新しい植物園です。
実は、まだ”ベイ・サウス”というエリアしかオープンしていませんが、
それでも54ヘクタールもあり、将来全面オープンすると102ヘクタールの広大な植物園となる予定です。

上の写真は、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのアイコンとなっている「スーパーツリー」です。
この人口の木は高さ25~50メートルあります。
その周りには空中に黄色い遊歩道が設置されており、「OCBCスカイウェイ」と呼ばれています。

残念ながら、今回購入したバウチャーで交換できるチケットは、
OCBCスカイウェイは含んでいませんでしたが、(OCBCスカイウェイ入場料・大人5ドル)

このガーデンズ・バイ・ザ・ベイと、
後ほど向かうシンガポールリバークルーズ合わせて32ドルということでしたので、
本来の料金(46ドル)の30%オフで購入出来ました。

boat
(これが購入したバウチャーです)
写真 5 (1)
(上がガーデンズ・バイ・ザ・ベイの入場券です)

前回の記事でお伝えしたように、バウチャー記載の旅行会社で、
事前にバウチャーから引き換えた入場券を持って、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイへ。

この入場券には、クラウドフォレストとフラワードームという2つのドーム型の施設の入場が
含まれています。

まずは、クラウドフォレストへ行きましょう。

写真 1 (6)

入るとまず、大きな滝が迎えてくれます。

中はとても涼しく、水しぶきも少しかかったりして、
とても気持ちよく過ごせます。

この滝の裏にはエレベーターがありますので、
まず、この滝のある中心の緑の建物を上り、
上から遊歩道やエスカレーターで徐々に下りながら散策する、
というようになっています。

写真 3 (3)

常夏のシンガポールでは普段見ることのできない植物を、
近くでたくさん見ることができますし、

ドームの中から、隣にあるマリーナベイサンズも望めますよ。

写真 4 (4)

建物内には、植物だけでなく、鍾乳洞の展示があったり、
このクラウドフォレストを含むガーデンズ・バイ・ザ・ベイの、
環境に配慮したシステムを説明しているブースなどもあります。

マイナスイオンたっぷりのクラウドフォレストを満喫したあとは、
隣にあるフラワードームへ行きましょう。

写真 1 (7)

この広々としたドーム内には、世界各国の植物が取り揃えられています。

ドームの奥には、日本の黒川紀章さんがデザインした、
シンガポールフライヤーが見えていますね。

クラウドフォレストよりも多くの種類の植物があり、
日本やシンガポールには無いような花などもたくさん咲いていました。

写真 2 (6)

普段あまりじっくり花を見ることのない方にも、
癒しのスポットになること間違いなしです!

写真 (1)

さて、2つのドームをじっくり散策していたら、もう12時。

スーパーツリーを見上げながら、マリーナベイサンズ方向へ歩き、
MRTのBay Front(ベイフロント)駅へ。

ランチのレストランへ向かいましょう。

12:30  ランチはチリクラブ!!

今回行ったレストランは、こちら。
Farrer Park(ファーラーパーク)駅のすぐ近くにあります。

写真 1 (8)

リトルインディアの近くですが、中心地より少し離れているので、
レストランはあまり混み合っておらず、
観光客らしき人も見かけませんでした。

そして、こちらがシンガポール名物のチリ・クラブ
※写真は2人前です

写真 3 (6)

本来はこちらの1皿2人前で、32ドルですが、
クーポンを使うとなんと44%オフの18ドル!

ガイドブックに載っているような観光客向けのチリ・クラブ屋に比べると、
破格の安さです。

kanii
(利用したバウチャーがこちらです)

チリクラブは、カニを楽しむのはもちろんのこと、
たっぷりかかっているピリ辛のソースが、カニのダシを含んでとても美味しいので、
ご飯にかけたり、揚げパンにつけたりして食べます。

このクーポンではチリクラブのみなので、
追加で、ビーフンと揚げパンと炒め野菜を注文しました。

カニはちょっと身の入りがイマイチという感じでしたが、
ソースは辛さもちょうど良く、美味しかったです。

13:30  おみやげ&リトルインディア散策

せっかくファーラーパークまで来たので、
ムスタファセンターへおみやげを買いに行きましょう。

写真 1 (9)

ムスタファセンターはガイドブックにも載っている、
アラブ系の巨大スーパーマーケット。

広大な売り場で、電化製品から時計、お菓子、おもちゃ、本、生鮮食品など、
なんでも売っていますし、とにかく安い!

ここには、おみやげもたくさん売っており、
同じ商品でも、他の観光スポット(マーライオンとか)の売店よりも、
料金が安いことが多いですし、種類も豊富です。

※もちろん、すべての観光地のものが置いてあるわけではありません。
あしからず・・・

写真 2 (8)

マーライオンクッキーはとても有名なおみやげです。
親戚や友人に配るため、まとめ買いすることも多いかと思います。

ここなら、いろいろ選べますね。

個人的にオススメなのは、マーライオン紅茶です。

写真 3 (7)

シンガポールの紅茶といえば、TWGが有名ですが、
なんせお高い!
一箱20ドル以上します。

配るようなおみやげにはちょっと予算オーバーですので、
そういうときは、この紅茶を大量に買って帰ります。

1箱6.7ドルですからね。

ほかにも、冷蔵庫に貼るマグネットや、
親戚のおじさんへのお土産に使えそうなゴルフグッズなどもあります。

さて、おみやげを購入したら、歩いてリトルインディアへ行ってみましょう。

MRTの駅もありますが、隣の駅なので歩いて行けます。

こちらは、スリ・ヴィラマカリアマン寺院というヒンドゥー教の寺院です。
写真 3 (8)

改装中でしたが、ヒンドゥー教徒でなくても、
中を見学することはできます。

リトルインディアやファーラーパークのあたりには、
インド系の方が多く住んでいたり、
週末になると、シンガポール中のインド系の方が集まってくるようなところですので、
ちょっと雰囲気に圧倒されるかもしれません。

お祈りのための花飾りを売る屋台もたくさん並んでいます。

写真 2 (9)

けっこう歩いたので、小腹が空いて来ましたよね。

もう1箇所の観光地へ行く前に、おやつタイムにしましょう。

16:00  スイーツ&アラブ・ストリート散策

リトルインディアから、Bugis(ブギス)駅にやって来ました。

ここは、MRTの東西線とダウンタウン線が乗り入れている大きな駅で、
ダウンタウン線は数ヶ月前に開業したばかりです。

その駅の改札近くにある、こちらも新しいデザート屋さんに行きましょう。

写真 1 (17)

TANGZAI DESSERTZ は、テイクアウト専門の豆乳とグラスゼリーのデザート屋さんです。

豆乳はみなさんもご存知と思いますが、
グラスゼリーというのは、漢字では仙草と書きます。

このグラスゼリーは、中国や東南アジアではメジャーな食べ物で、
仙草という植物には、ほてった体をクールダウンする作用があるそうです。

写真 2 (13)

豆乳プリンとグラスゼリーには、フルーツやナッツなどのトッピングが出来ます。

ここは、テイクアウト専門ですので、
駅から、すぐ近くの観光地、アラブストリートまで歩きがてら、
ところどころあるベンチで食べることにしましょう。

写真 3 (13)

手前の左が、グラスゼリー。
手前右は、豆乳プリンです。
奥のは豆乳ドリンクとグラスゼリードリンク。

グラスゼリーはほんのり苦味があり、ちょっと癖があります。
私はちょっと苦手です。

豆乳の方は、甘さ控えめで、
まろやかで美味しかったので、また購入したいと思います。
ナッツと粒あんをトッピングしましたが、とても合いました。

dessert

今回利用したのが、こちらのバウチャーです。
10ドル分を、6ドルで購入しましたので、
40%オフになります。

それでは、アラブストリートへ向かいましょう。

このあたりには、いくつかのモスク(イスラム寺院)があり、
特に有名なのが、アラブストリートにあるサルタン・モスクです。

IMG_0582

モスクの前は、おみやげ屋さんやレストラン・カフェなどが並び、
お祈りに来るムスリム(イスラム教徒)はもちろん、
観光客の姿もたくさん見られます。

IMG_0566

お祈りの時間でなければ、
観光客も中を見学することができます。

386

まるでアラブのどこかの国に来たような雰囲気です。

異国の雰囲気をたっぷり味わったあとは、
ショッピングスポットのオーチャードへ移動します。

18:00  オーチャード散策&ディナーはバクテー!!

ブギス駅から、MRTでOrchard(オーチャード)駅へ。

この辺りは、シンガポールで一番のショッピングスポット。
名だたる高級ブランドから、ファストファッションブランド、
そしてシンガポール発のブランドまで、

あらゆるショップが集まっていますし、有名カフェなども目白押しです。

写真 5 (7)

上はION ORCHARD(アイオン・オーチャード)というショッピングモールです。
この地下にはMRTのOrchard(オーチャード)駅があります。

写真 2 (14)

こちらは、アイオン・オーチャードの向かいにある、
WHEELOCK PLACE(ウィーロックプレイス)というショッピングモールで、
黒川紀章さんのデザインです。

シンガポールには、地震がないため規制が緩いのか、
個性的な建築物が多く、日本はもちろん
世界の有名建築家がデザインしているものも少なくありません。

オーチャード通りもたくさんの素敵な建物が並んでいますので、
買い物だけでなく、そういう楽しみもあります。

日も暮れてきましたし、お腹もすいてきたので、
そろそろディナーのレストランへ向かいたいと思います。

今日のディナーは、シンガポール名物第2弾のバクテーです。

漢字で書くと、肉骨茶。

ちょっと不思議な感じですが、これが美味しいんです。

このレストランは、オーチャード駅から1駅のNewton(ニュートン)駅にあります。
駅から10分ほど歩いたところに、Chui Huay Lim Club という施設があり、
この1階に、Ng Ah Sioというバクテー屋が入っています。

写真 1 (12)

地元の方に人気のレストランで、
シンガポール市内に全部で3店舗を展開しています。

今回利用するこのバウチャーは、30ドル分として使えるもので、
19.8ドルで購入したので、34%オフということになりますね。
bakute-

バクテーは庶民の食べ物ですから、
30ドル分もあれば、2人で十分お腹いっぱいになります。

30ドル分で注文した料理がこちら。

写真 3 (9)

お肉の入ったスープがバクテー(肉骨茶)です。

ここのバクテースープは、コショウが効いていて、
あまり漢方の味がしないので、とても美味しいです。

普段は著者の家の近くにある、別の支店へ食べに行っています。

ほとんどのお店では、このスープのおかわりができます。
スタッフに頼むと、ポットに入った熱々のスープを継ぎ足してくれます。

さて、お腹もいっぱいになったところで、
夜のシンガポール・リバークルーズに行きましょう。

20:30  リバークルーズ&締めの夜食はサテー!!

ニュートン駅からMRTで、Clarke quay(クラークキー)駅へ。

リバークルーズの乗り場は、リャンコートの前にあります。

写真 4 (8)

マーライオンやマリーナベイサンズのあるマリーナエリアを周り、
また同じ場所へ戻ってくる、1周約30分のクルーズです。
写真 5 (1)
(下がリバークルーズの乗車券です)

さあ、木製のレトロな船に乗り込みましょう。

写真 3 (11)

クラーク・キーは観光客もローカルもやってくる、夜のスポット。
川沿いの景色のよいレストランで美味しいシーフードやお酒が楽しめます。

また、少し進むと、
高層ビルが立ち並ぶCBD(セントラルビジネスディストリクト)が見え、

さらにその先には、旧郵便局の建物を利用しているフラトンホテルが見えてきます。

写真 1 (14)

そういった景色を左右に眺めながら、マリーナエリアへ。

先ほどのフラトンホテルをグルっと回って、反対側に出てきました。

ライトアップされたマーライオンが見えますでしょうか。
節電なんてどこ吹く風、ですね・・・。

シンガポールではこのように、きらびやかな夜景が楽しめます。

写真 1 (13)

また、船の左手には、シンガポールの新たなシンボルとなっている、
マリーナベイサンズが見えます。

写真 3 (10)

ちょうど、光と水のショー(ワンダーフル)の時間と重なったので、
船上からも少し楽しめました。

ショーは基本1日2回(20:00, 21:30)、金土は3回(基本プラス23:00)行われていますので、
時間に合わせて船に乗ってみてはいかがですか?

マリーナエリアの夜景を満喫したら、
同じルートでシンガポールリバーを上り、乗船場所へ戻ってリバークルーズは終了です。

ロマンティックな時間をたっぷり過ごせましたので、

今日の締めくくりは、シンガポールで一番有名なホーカーセンターで、
一杯やりましょう!!

シンガポールでは最高級のレストランはもちろんのこと、
庶民的なレストラン、さらに、ホーカーセンターと呼ばれる、
フードコートのような、屋台(ストール)の集まった場所があり、

中でも一番有名なのが、Lau Pa Sat(ラオパサ)です。

MRTですと、Raffles Place(ラッフルズプレイス)駅が最寄りとなります。
写真 1 (16)

最近リニューアルオープンしたばかりで、100を超えるストールが入っています。
金融街のあたりに位置しますので、昼は周辺のサラリーマン・OLで賑わいます。
写真 2 (12)

中はこのような感じで、エアコンはなく、
セルフサービスとなっています。

ただし、ビールだけは、”タイガービール・ガール”という名のおばちゃんが、
席まで売りに来てくれることも多いです。

では、今回はサテーで一杯やりますので、
ラオパサ横の道路上に夜の間だけオープンするサテーストールの方へ行きましょう。

写真 4 (9)
たくさんテーブルが並べられていますけど、
ここ、普通の道路なんです。

昼間は、普通に車が走っています。

そして今回利用するバウチャーはこちらです。
sate

サテーのストールは10個くらい並んでおり、
そのうちのバウチャー指定のストールを利用します。

サテーおじさんが暑い中、どんどん焼いています。
写真 3 (12)

サテーというのは、シンガポールやインドネシアなど、
東南アジアで食べられている串焼き料理です。

特徴的なのは、スパイスの効いた味付けと
付けて食べるピーナッツソースですね。

今回のバウチャーでは注文時に、
1)チキン&ビーフ
2)チキン&マトン(羊)
を選べたので、両方購入しました。

サテー20本で10ドルのところ、
こちらのバウチャーは6ドルでしたので、40%オフですね。

写真 5 (5)
奥に見えるのが、ピーナッツソースです。
このストールのソースは甘めでした。

チキンもビーフも美味しかったですが、
ここのマトンは臭みが全然なく、お肉も柔らかくて美味しかったです。

ビールには最適のおつまみですよ。

ここでは、テーブルに他のいくつかのストールのスタッフが回って来るので、
中華料理なども注文することができ、
ビールもおばちゃんが売りに来ます。

夜空を眺めながらのビール、
みなさんもぜひシンガポールへお越しの際は試してみてください。

こんなに得しちゃいました!!

今回、5つのバウチャーを利用しました。

1)ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ&リバークルーズ(46ドル×2名)➡➡➡(32ドル×2名)
2)チリクラブ(16ドル×2名)➡➡➡(9ドル×2名)
3)ローカルデザート(10ドル分)➡➡➡(6ドル)
4)バクテー(30ドル分)➡➡➡(19.8ドル)
5)サテー(10ドル×2名)➡➡➡(6ドル×2名)

バウチャーの購入金額は合計119.80ドルでした。

本来の合計料金は184ドルですので、

なんと、64.2ドルもお得!!

64ドルもあったら、
おみやげたくさん買えますよ~!!

ただ、バウチャー利用の際には、
いくつか注意点がありますので、コチラだけお気をつけ下さい。

1)入場券・乗車券などは前もってバウチャーとの引き換えが必要です。

2)バウチャーには使用期限、引き換え期限がありますので、期限内にご利用下さい。

3)レストランは事前の予約が必ず必要な場合があります。
 また、消費税・サービス税が別途必要なところもあります。

4)バウチャーはプリントアウトして持参してください。
 タブレットやスマートフォンの画面を見せるのではダメなところが多いです。

上記のことだけお気をつけいただいて、

みなさんもシンガポールへお越しの際は、是非うまくご利用くださいね。