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シンガポールのECサイト(Qoo10)で買い物してみた!

2014.6.10|シンガポール

シンガポールは、世界で最もスマートフォンが普及しているにもかかわらず、ECが全然浸透しない!

とよく言われています。
土地の狭さや、そこだけ抜け落ちたようにクオリティが低い物流など、様々な要因が考えられますが、
アパレル系を中心にEC市場が拡大していることもまた事実です。

ニュースサイトやブログなど、ひとの書いたものを読んでいても実感が沸かないので、

今回は、TAMSAN編集部の主婦Y(シンガポール在住3年目)が、
シンガポールのECサイトで実際に購入を行なって、シンガポールのオンラインショッピングの実情をご紹介します!




日本とシンガポールのEC市場規模


日本では今や当たり前となったオンラインショッピング。

どのくらい利用されているのでしょうか。



Business Journalの記事によると、

13年度(13年4月~14年3月)のネット通販市場は前年度比12%増の15.9兆円となっており、

国内消費全体の5.6%を占めています。




一方で、シンガポールにおけるEC市場は、

ネットのつながりやすさが世界10位にランクインしているにも関わらず、国内小売売上高の1.5%に留まっています。

ただ、昨年あたりから、アパレル系を中心にEC市場が拡大していて、

小売業の事業運営コスト高などを踏まえると、今後、EC市場が急速に拡大するとの見方もあります。(ずいぶん前からそう言われていますが)



(参照記事:シンガポールのネット通販市場、今後3年間で年10%成長と予想


シンガポールの大手ネット通販会社



ここシンガポールにも、今年初め、楽天が進出してきましたが、

非アパレル系で、シンガポールにおける著名なECサイトというと、やはりQoo10。
シンガポール人でQoo10を知らない人はいないでしょう。


qoo10


そもそも、Qoo10とはどういった会社でしょうか。


Gmarket創設者のク・ヨンベとebayとのジョイントベンチャーとして設立され、日本およびシンガポール、インドネシア、マレーシア、中国、香港の計6ヶ地域においてインターネットショッピングモールを運営、各モールでは、様々な商品を取り扱っている。(Wikipediaより引用)



実は、日本には、シンガポールよりも早く出店していて、”激安ECサイト”のポジショニングです。



実際に注文してみよう



今回は、わたし(シンガポール在住3年目 主婦Y)の家で必要となりました、本棚を購入してみることにしました。


まず、サイトを開くと、画面がチカチカするくらい、ちょっとごちゃついている感じがします。

qoo10_1


では、本棚を検索してみましょう。

bookshelf(本棚のこと)と入力すると、40個の商品がヒットしました。

少ないですね・・・。

今度はHome Furnitureに範囲を広げてみました。

すると、380の商品がヒットしました。

そこから、ひとつの商品を決めます。



BLMG_SGという店舗から、この本棚を購入することにしました。

bookshelf


この商品は、現在グループ購入の割引料金となっているようですね。

また、商品紹介の下には、日本の主なECサイトのように、

購入者のレビューが掲載されています。



review


なかなか皆さんの評価は上々のようです。



配達方法の種類



さて、配達についてですが、

先ほどの商品の注文画面にあります、Shipping Rate は、

配達方法と料金を表しています。




それによると、この商品は、Qxpressで配達、料金は無料、となっていますね。


QxpressとはQoo10指定の物流会社で、追跡番号が割り振られるので、

その番号から、荷物がどこにあるかなど、配送の状態を調べることができます。




日本の宅急便のようなものですね。


その他、海外からの荷物の場合は、各国の宅急便や、

国内発送の小さなものですと、Singpost(シンガポールの郵便局)の普通郵便で送られるものもあります。



商品が来ない



注文をしてから10日以上が経ちました。

この店舗からは、注文日の2日後に発送した旨のメールが来ています。

その日付からすでに1週間以上が経っているので、

サイト内から見ることのできる注文の履歴から、この商品の配達状況をチェックしてみました。



すると、そこにはQxpressではなく、別の配達業者の名前があり、

追跡番号もないではないですか!!



そこで、商品のページにある、お客さんから店舗への問合せの履歴を見てみました。

すると、同じような問合せが、出てくる、出てくる。




なかなか商品が届かないお客さんが、他にも多くいて、

配達方法が注文時と違うぞ、とのクレームをあげていました。



しかし、そのクレームに対して、

店舗の担当者は、配達業者名を伝え、追跡番号はありません、と言うのみで、

とくに謝罪もなく、他の対応をすることもなく、お待ちくださいと言うだけ。



残念な業者に当たってしまったようだ。

とりあえず、配達されるのを待つしかないようです・・・



ようやく商品が届きました



注文してから、18日後・・・、

ようやく商品が届きました。

hako

配送業者から直接電話がかかってきて、在宅かどうか確認されます。

その後、到着前にもう一度、在宅か確認され、ようやく商品が配達されました。



開けると、商品と、その組み立て方の説明書(韓国語)が入っていました。

韓国語ではありますが、絵で説明されているので、問題なさそうです。

nakami


ポイント制度について



ポイントについてですが、Qoo10でも、もちろんポイントの制度はあります。

ただし、なんだか、複雑な印象を受けました。

というのも、なにやら種類がいろいろあるからです。



  • Q-stamp
  • Q-token
  • Q-point


  • ちなみに今回の利用で獲得したポイントは、

    10 Q-pointでした。



    また、商品到着後、写真付きでレビューを書くと、1 Q-stamp がもらえるようです。



    しかし、それぞれの違いがとても分かりづらいので、

    楽天のように、1種類のポイントのみで、使いやすいシステムになれば、

    利用しやすくなると思います。



    まとめ



    日本よりもまだまだ個人商店が元気な感じのするシンガポールですので、

    ”あそこに行けばなんでも買える”という店舗もまだ多くはない印象ですし、

    外国から来た者にとって、欲しいものがどこで買えるか分からない、ということも多いです。

    例えば、電池や電球は電器店に売ってないことが多く、スーパーには置いてあります。



    そんなときは、やはり通販サイトの有り難みがわかりますし、

    街中を探さなくても良いので、とても便利だと思います。



    今回紹介したQoo10は、使いやすさの面で、まだまだ改善の余地があると思います。

    今後、改善され、より消費者にとって利用しやすい、利用したいサイトになってほしいと切に願います。


    執筆者:編集部 TAMSAN
    シンガポールから、Webマーケティングや現地の最新事情をお届けします!

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